ゆめであえたら。

なんだかんだで、なるようになってる。

育ててもらって当たり前みたいに育って。

こんにちは。なるよです(^^)


『苦労して育ててくれてるんだから』


これは私をがんじがらめにした言葉でした。


自分を取り戻そうと決めた時、スイッチが入った様に、今までの人間関係が爆発し始めました。


それは私が、抑えつけてた蓋を開けたからです。


そしてその中で、父に喰ってかかりました。
わざとやりました。


暗黙の了解で、触れてほしくない所は気を利かせて呑み込む。


そんなのクソくらえだと、自分を怖さの前に突き出しました。


感情が高ぶり過ぎてよく覚えてないのですが、話題は兄の事だったと思います。

自己否定が強過ぎて、自分を見失って、借金だらけで、働こうとしない兄。


それを、アイツの事は知らないよ〜
父さんもわからないよ〜と言う父に、

確か『ずいぶん他人事だね』と、ケンカをふっかけました。
手先は冷たくなり、動悸が止まらず、何を言っているのかうまく整理出来なくなりながら、でもわからなくなってしまわないように自分を奮い立たせながら言いました。

大丈夫、言え!
大丈夫、言える。
大丈夫、言っていいんだ。
大丈夫、誰の許しもいらない。

目の前の壁を、扉を、そして恐らく私の中の父を、蹴破ってやりたくて言いました。


『ずっと昔から、いつもそうやって肝心な所は見てみぬフリだもんね』
そこから父もだんだんカッとなってきて、私も今まで絶対に言えなかった、でも多分本当はずっとぶつけたかったかなりエグい本音をぶつけました。

もう頭が吹っ飛びすぎてたので、感情は思い出せても文章が思い出せません。


そして父は、自分が責められた気になると必ず出す言葉を出しました。

『父さんだって大変だったんだよ』
『それでもお前達を育てるために…』
『じゃあ全部父さんのせいだっていうのか!』


私はいつも、これを言われると自分が悪い様な気になって、感情を押し殺してきました。


『お前も子供達がもっと大きくなればわかる』父はそう言いました。


『母親になったからわかるんだ。母親になったから、おかしさがわかる』


絶対に押し殺さないと決めて言いました。


『私はあの子達に、育ててもらってるんだなんて思ってもらいたくもない。
子供が親に育ててもらうのを、当たり前みたいに育ってほしいわ!』

『そうやっていつもいつも、私に罪悪感埋め込んできた自覚もないはず。
ずっとずっとずっと、悪い事してるみたいに動けなかった。
でもやっぱりうちはおかしい。アンタも母さんも親戚もみんなおかしいよ!』

多分そんな内容だったと思います。

すっとぼけ続けようとする父相手だったので、かなりド真ん中を突きました。

結果、大炎上してしばらく絶縁状態になりました。


そして一度和解をしたのですが、
その後にまた様々な事があり、
完全に離れました。

私が切り離しました。



『育ててもらってありがとう。苦労させてごめんね』と、子供が子供の頃から思ってるなんて異常だと、父に言いながら、初めて気がついた事でした。


子供が親に育ててもらう事に、大袈裟な感謝なんかいらない。
ふんぞり返って大きなツラして育ててもらえばいい。


そこで初めて生意気言うなとか、気をつけなさい!とか、アンタもうちょっと気を遣いなよ!とか言っても大丈夫な関係になる気がします。


私は素晴らしい母親じゃありません。

子供に怒り過ぎたりもします。

傷つけてる時もあると思う。

父の日とか母の日とか、とっても嬉しいけれど、
普段は小言を言ってしまうけれど、
でも本当は
親が働いてくれる事、
ご飯を作ってくれる事、
大変な思いをしてる事、
お金がかかる事、
愛されてる事、
守られてる事、

それは全部、無意識の中では当たり前で構わないと思います。
当たり前でいてほしいと思います。


愛したくて愛してるんだから。
守りたくて守ってるんだから。


生みたくて生んだんだから。

生まれてほしくて来てもらったんだから。


本当の本当は、父の気持ちも傷も大変さも弱さも脆さもわかっています。
だから言わなかった。
言う必要もなかった。
傷つける気なんてなかったから。


だけど自分を大事にする為には、押し殺してきた心に信用してもらうには、
見てみぬフリは出来なかったんです。

『あなたはずるい』と言いたい私が、ずっと閉じ込められていたんです。
真っ暗闇に。そんな事言うなんてひどい奴だと責められながら。


守られている事が当たり前に育ってほしい。

そう気がつけたのは、受けてくれる父という存在があったからです。

彼は多分無意識に、ぶつけ所になってくれた。


その事にとても感謝しています。

彼が1日でも早く、自分を肯定出来ますように。
見失ってる自分を探し出せますように。


愛されていいんだと思い出してくれます様に。


そして父さん。

あなたがいたから私は生まれました。

あなたがいたから今の自分になれました。

傷ついた子供のまま大人になったあなたが、私に見せてくれた事で今の自分に辿り着けました。


育ててくれてありがとうございます。

この世に私を存在させてくれて、ありがとうございます。

あなたが思うより、世界はずっと素晴らしいと思います。

あなたがいたから、それがわかりました。

私の幸せの一部分を創ってくれて、ありがとうございます。

あなたはもう十分傷ついたと思います。

もう自分を嫌わなくてもいいと思います。

そうしたら、あなたが望んだ『幸せ』があると思います。

きれい事が好きだったあなたのきれい事が、
現実逃避ではなくて本当になると思います。


自分のドロドロした部分と向き合ってから。



読んでいただいて、ありがとうございました。